口元は人の品性をあらわす
ある患者様が語ってくれた言葉です。
よくかめる、よい発声の人のお口は生理学的にも機能良好と言えます。
最近、「審美歯科」という言葉をよく見聞きしますが、ホワイトニングのようにただ歯を白くするという発想で語られていることもあります。お口元の審美というのは白い歯であることも大切ですが、お口が生理学的に機能していることがより大切です。機能しているお口では、笑顔も素敵ですし、お口元に品があるものです。「口元は品性をあらわす」と語ってくれた患者様はいいところに気づかれています。
また、お口元が貧弱で皺がたくさんあると実年齢以上に老けて見えます。美しく機能的なお口元はアンチエイジングの上でも大切です。
機能的なお口になって歯が瑞々しく輝いていれば、美しくそして素晴らしいことです。
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木を診るのではなく、森を診る
当医院の治療ポリシーです。
歯科の二大疾患であるカリエス(虫歯)歯周病(歯槽膿漏)を予防そして治療するのは勿論ですが、当医院では下顎運動(アゴの動き)を診ていきます。
噛み合わせが不具合な状態であっても、通常問題があるようにはみえないし、患者さん自身もそれに気が付かない。ただし嚙み合わせの不具合な状態が続くと、お口のどこかに問題が生じてきます。
歯がしみたり、歯が欠けたり、歯が浮いたり、歯ぐきから出血したり、歯ぐきが腫れたり、歯が揺れたり、アゴが痛くなったり、義歯(入れ歯)の同じ箇所が何度もこわれたり、舌のさきやへりが痛かったりと症状はいろいろで、病態は違っても大きな原因は一つのこともあります。歯などに出た個々の症状をとることは当然ですが、その症状が出た奥に潜む大元の原因を除去することがより大切です。これが「木を診るのではなく、森を診る」です。
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