〒760-0017 香川県高松市番町4丁目11-3

当クリニックの治療の特徴

番町歯科クリニックの基本理念として、可能な限り歯を削らない歯を抜かない治療を心がけています。

歯科医学はサイエンス(科学)でありメディシン(医学)ですので、科学的根拠に基づく医療(EBM)を実践していきます。さらに実際の歯科治療においてはこれ以外の要素であるアート(芸術)とハート(心)も大切にしています。

番町歯科クリニックでは、歯科医師以外が患者さんのお口に触ることはありません。

番町歯科クリニックに現在スタッフはおりません。院長がすべての患者さんの治療の全てにマンツーマンで対応いたします。たくさんのスタッフが対応することを好まれる患者さんには不向きな歯科かもしれませんが、スタッフ任せになることもないです。

義歯(入れ歯)などの歯科技工も歯科技工所さんに完全にお任せではなく、義歯の作製の途中のポイントになる咬合採得に関わる技工物、人工歯排列などの作業を院長が自ら作製いたしております。

歯科全般、特に義歯(入れ歯)、かみ合わせ等でお困りの方は番町歯科クリニックのホームページをご覧いただき、治療方針等をご理解いただきご来院下さい。

番町歯科クリニックでは、院長とGMがおもてなしの心で患者さんに対応させていただいております。

番町歯科クリニックでは院長が患者さんのお一人お一人に向き合って、十分にお時間をおとりして治療を進めてまいります。したがいまして症状、治療のご希望などを院長に直接言っていただけます。万一院長に直接言いにくいことがあれば、GMが常時受付におりますので何なりとご伝言いただければきちんと対応いたします。

院長とGMの二人では一度にたくさんの患者さんにご来院いただいても十分な対応ができませんので、ご来院時には事前に電話でご予約いただきますようにお願いいたします。

番町歯科クリニックは例えるとしたら、「セレクトショップ」です。種々の治療オプションのある中で、その費用については患者様のご要望やご予算に合う範囲で適切な治療を提案します。

可能な限り保険診療をベースとして対応していますが、症例によっては保険診療ではできない治療もあるため、自費診療が必要になる場合もあります。治療の内容や費用については十分に説明し、ご納得いただいてから診療を開始しています。

義歯治療の紹介

義歯が合わなくて困っている方

義歯をあきらめてインプラントを考えている方

もう一度義歯にチャレンジしてみませんか

義歯が合わないのにはいろいろな要素が考えられます。義歯は作り手の技量にかかわることもありますが、義歯そのものを受け入れることができずに義歯の装着をためらう患者さんもいます。このような方に義歯を装着してもいい結果は得られませんので、義歯を好まれない方にはインプラントや他の治療をご提案いたします。

義歯の代替として高額なインプラント治療でも噛めますが、義歯作製の得意な熟練の歯科医師であれば症例によっては保険対応で満足のいく噛める義歯の提供も可能です。ただスムーズな流れで義歯を作製できる症例でないと保険のみの対応ではよく噛める、使える義歯は厳しいです。

当医院では義歯でお困りの方が受診されて、最小限の通院回数で保険診療でも十分満足できる義歯を提供しています。ただし保険対応の義歯はベーシックな義歯とお考え下さい。義歯に快適性、審美性、堅牢さなどを求められる方には自費診療義歯をお勧めします。

保険の義歯です。

上顎多数歯欠損、下顎は両側遊離端欠損のケースです。
上顎については残存歯への負担軽減のため、粘膜で維持をしています。残存歯には1歯以外金属のクラスプをかけずに作製しています。粘膜負担義歯ですが、咬合の安定により脱離することもなく、審美的にも良好です。下顎義歯は一般的な金属クラスプ設定をしています。

保険の義歯です。

ノンクラスプデンチャーではないですが、メタルクラスプを一カ所だけにして、把持目的で歯牙舌面へのレジンアップを施しています。
当院での継続的な治療によって咬合の安定が計られているため、保険でも審美的に良好な義歯での修復ができます。

保険の義歯です。

上下顎に保険診療義歯を装着したケースです。
上顎は全部床義歯(総入れ歯)下顎は部分床義歯(部分入れ歯)です。
下顎義歯は両側犬歯残存ですが、クラスプを設定していません。これにより審美的にも優れ、残存歯の保護の上でも有益です。

究極のノンクラスプ金属床(チタン床)義歯です。

右上前歯2歯は暫間被覆冠です。
この仮歯を取替えないといけないのですが、ご本人がこの仮歯をなかなかお気に入りの状態です。

そのため仮歯にはクラスプをかけず、金属床義歯を作製。総義歯ではないので密閉できず、当然重力がかかりますので通常であれば外れやすいですが、この義歯は使用時に落ちません。
クラスプがないため審美的にも優れ、しっかりと噛める義歯なので、ご本人も大満足でした。

※仮歯が咬耗してかなり短くなっているため、義歯で顎位が安定しているので最終的な補綴物に取替えるよう説明しています。

上下顎長期経過の金属床(コバルト)のケースです。

上顎は十数年前、下顎は二十年近く前に装着後経過しています。
装着後鈎歯(金属クラスプをかけた歯)などの残存歯が不具合になり、抜去したりしていますが、当院での作製、管理によって長期に使用していただいています。一度に多数歯が不具合になれば、金属床の修正も難しいですが、少数歯ならうまく修正できます。上顎は金属クラスプはありませんが、粘膜維持で落ちません。

義歯作製後約20年経過の義歯症例です。

開業以来40年ご来院いただいている患者さんです。
この義歯作製までは保険診療をしていましたが、定年退職時に自費治療の上下金属床(コバルト床)を装着された患者さんの約20年経過した症例です。上下複数歯の抜歯などを経ていますが、その度に修理して現役で使用中です。

保険義歯
金属床義歯(自費)


金属床義歯
ノンクラスプ金属床義歯
ノンクラスプ義歯

当クリニックの症例紹介

前歯被覆冠の審美改善症例です。


Before

After

院長コメント

レジン前装冠より陶材焼付冠に変更しています。
この冠の取替の際、サポートである臼歯部の咬合の見直し(修復物の調整)を実施して、顎位安定を確保しました。
審美改善だけでなく、よく嚙めるようになったと喜んでいただいた症例です。

かみ合わせ治療に審美歯科治療を含めた全顎的治療症例

※ 下顎に関しては患者さんご自身も歯冠修復を希望されていないので、エナメル質を保存するという観点から光レジンで修復しています。


Before

After

院長コメント

多発カリエスによる咬合崩壊のケースです。
上下顎前歯部間が緊密なため上顎前歯部に歯冠修復物を装着するスペースがなく、咬合挙上して全顎的治療をしています。