歯があるのに噛みにくい

「８０２０」も３０年経過し、８０歳時点で自前の歯が２０本残存している方の割合が５割越えです。喜ばしいことです。ただ、「歯があるのに噛みにくい」という声も聞きます。「８０２０」はただ歯があるかどうかのことで、その歯が十分役目を果たしているかどうかの指標ではありません。

実際、「歯があるのに噛めない」人は存在しています。歯が機能していないのです。これでは生活の質向上が出来ません。やはり、歯科治療により噛めるようにするべきです。これにより生活の質向上が図られます。

どうすればいいのか？単純にカリエスがあって噛めないならカリエス治療です。義歯が合わないのなら義歯の治療になります。こういう簡単なケースでは歯科医院に通院さえすれば改善されます。通院しても改善されないケースがあります。この場合、かなりの確率で噛み合せに不具合が生じていることが推察されます。

この噛み合せの不具合の治療はかなりの経験値が必要になり、どこの歯科医院でも出来うるというものではありません。噛み合せの治療に経験大の歯科医院を選ぶべきです。歯科医院のホームページを見ても、どの医院も同じようなことをうたっていますので、なかなか一般の方ではどこを選ぶべきなのか判断できないと思います。やはり治療を受けた方の紹介が一番ではないかと思っています。一つの縁をつなぐものかも知れません。

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