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白い歯
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白い歯に憧れるのは誰しも同じ。テレビの歯磨剤のCMでは使って磨けば白い歯になるが如くの表現をしているものもあります。歯磨剤を使って磨けば歯は白くなるのでしょうか？答えは「いいえ」です。磨いても磨けても歯が白くなることはありません。歯の表面に付着した色素をこすり落としているだけで、歯のもともとの色を白くすることは不可能なのです。
日本人の歯は黄色人種ですので、元来白人と比較してエナメル質が薄く、内部の象牙質の色を色濃く反映していて元々やや黄褐色がかっています。本来白人ほど歯が白くないのです。芸能人やスポーツ選手で前歯が真っ白に輝いている方がいますが、あれはスーパーホワイト系色調の歯冠修復物を装着しているからです。決して天然歯そのものの色ではありません。
白い歯にするにはどうすればいいか？色素などの汚れを取るには歯科医院で定期的に行うことを推奨しているＰＭＴＣが有効です。歯を白くするにはホワイトニング（ブリーチング）を歯科医院で複数回受けることも有益です。またホワイトニングがうまくいかなかった場合や変色歯などでは歯の表面に薄いシェル状の修復物を貼り付けるラミネートベニア法を歯科医院で実施してもらうなどがあります。ただこれらの方法は保険診療ではなく自費診療になります。一つ注意しないといけないことは、白い歯を目指すがゆえに健全なエナメル質を大きく削ったりしてダメージを与えることは避けるべきです。
白い歯は憧れですが、いざそれを目指せば努力と費用が必要になることもご理解下さい。 |
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