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芸能人の歯
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以前「芸能人は歯が命」というキャッチコピーが流行った時代もありました。一般人は芸能人の歯がもともと審美学的に矯正学的に綺麗に生えそろっているものだと思いこんではいませんか?元々審美的・矯正学的に問題のない方たちもいるのにはいますが、大半の芸能人の方たちは、人からの視線を意識するため歯や歯並びにお金をかけています。
さてどんな風に費用を出しているのか?やはり圧倒的に多いのが上顎の前歯です。歯列の矯正では「ドラキュラの歯」と西洋では呼ばれる八重歯(上顎犬歯唇側転位)を治すことが有名です。「白い歯」というこだわりから、特に上顎前歯を歯冠修復することも多いようです。
芸能人の方は職業柄審美が大優先されますので、「白い歯」では前歯唇側にシェル状の修復物を接着技法で貼り付けるラミネートベニア法。歯冠全周を削りそこに被せ物を装着するクラウンと呼ばれる方法。または歯のエナメル質表面を漂白するホワイトニング(ブリーチング)法などがあります。
クラウンでは使用材料も多種多様です。高価な材料ではオールセラミックス、ジルコニアやメタルボンドなどがあります。やはり「白い歯」へのこだわりからも、クオリティがあるメタルボンドより下のレベルの材料は使えません。
「芸能人は歯が命」ですが、一般人も歯が命ではないはずがありません。芸能人レベルの歯科材料へのクオリティを求めなければ、保険診療においても歯科材料を上手に使えば審美修復はかなり可能になってきました。詳しくは歯科医院でお聞きください。 |
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