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口腔ケア
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二刀流と言うと以前は思い浮かべるのが宮本武蔵。最近ではプロ野球パリーグの大谷選手ではないでしょうか。プロの世界で二刀流と言いますと、いずれもかなりの能力が必要になります。プロの世界で二刀流を成し遂げるとすれば、それはすごいことですし、記録にも記憶にも残ることになります。
プロの世界では二刀流は厳しい茨の道ですが、歯科医療の中の口腔ケア部門において二刀流は断然推奨です。プロの世界のような特別な能力など必要ありません。口腔ケアを1本の歯ブラシで全て遂行するのではなく、補助的にもう1本いやもう2本お使いいただきたいのです。メインの1本これは大事です。しっかりお口全体をカバーしていただければ幸いです。ただ歯磨きのプロでも全ての歯面や歯肉などを磨けません。必ず磨き残しをつくります。この磨き残しなどのカバーのため、二刀流を推奨しています。
お口の奥の第二・第三大臼歯の磨き残しが多ければ、この部位用の歯ブラシを別に用意して磨く。口臭が気になれば舌ブラシを利用する。歯の隣接面部分に磨き残しが多ければデンタルフロスを利用する。歯間空隙が広ければ歯間ブラシを使う。などなど創意工夫で組み合わせは各個人で異なります。要は口腔ケアの実践もプロフェッショナルな歯科医師や歯科衛生士の指導管理の下に行っていくことが肝要です。
特別な技術・能力など必要ありません。個々のお口の状態にあった口腔ケアが歯科疾患を防ぐためにも重要です。多くは二刀流かそれ以上になります。詳しいことを知りたい方はお尋ねください。 |
~口腔ケアも二刀流~ |
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