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入れ歯(義歯)が何度も壊れる
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入れ歯(義歯)を使う上で厄介なのは壊れることです。壊れるとまったく使えなくなります。壊れれば修理するか、新製するかになります。修理するにしても新しく作り直すにしてもその期間、入れ歯(義歯)が使えなくなり日常生活に支障をきたします。
今回は、入れ歯(義歯)を修理しようが、新製しようがなぜか壊れてしまう場合を想定します。入れ歯(義歯)の適合が悪い場合も壊れる原因になりますが、同じ場所が壊れる場合、原因として考えやすいのは、噛み癖。これは無意識に出来上がっていることが多く、この噛み癖の場合、ご本人の気付きである程度解決します。
ただ、自覚しても治らない場合があります。歯の並びなど構造的に問題がある場合が該当します。いわゆる噛み合せが悪いと、いくら自覚して顎を左右均等に動かそうとしても動きません。これでは咬合圧が偏在してある部分に圧がかかりつづけ、破損につながります。入れ歯(義歯)も壊れますが、歯や修復物もやはり割れたりして壊れます。
同じ箇所が幾度となく壊れる場合、構造に問題があります。対症療法として修理を繰り返したり、新製し続けるのもいいですが、原因療法として噛み癖をセルフチェックするとともに、噛み合せに問題があるかないか、かみ合わせに精通した歯科医院を受診することをお勧めします。 |
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