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歯科と禁煙
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歯周病を治療していて頻度は少ないですが難治性のものに遭遇することがあります。難治性歯周炎には局所の免疫に問題のあるものもありますが、多くはヘビースモーカーでタバコが原因で重症化になっています。
喫煙を続けますと、肺がん、肺気腫のリスクが増大され、歯科関係では歯周病の重症化、口腔がん、喉頭がんなどのリスクが高まります。
最近の報道では喫煙で寿命が8~10年短縮されるといいますし、喫煙していても34歳までで禁煙に成功すれば、喫煙を続ける人に比較して平均余命が10年長くなり、タバコを吸ったことの無い人と同様の生存確率だそうです。
喫煙は社会的損失が大きすぎます。「百害あって一理なし」状態です。タバコを愛して止まない諸氏。是非、今日からでも禁煙に挑戦して目的を達成してください。
尚、喫煙で歯周病は重症化しますが、インプラントを希望される方で、歯周病で歯を失った方はインプラント処置をする前に完全禁煙です。禁煙できない方はインプラント禁忌だということを自覚してください。 |
~禁煙です!~ |
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