〒760-0017
香川県高松市番町4丁目11番3号
お問合せTel 087-861-0008

象牙質知覚過敏症って?

最近テレビCMで「象牙質知覚過敏」という言葉をよく聞きます。象牙質知覚過敏症って病名でしょうか?いいえ症状名です。
そもそも歯がしみるにはやはり原因があります。歯がしみるということは、歯の歯髄(シンケイ)が歯にかかる異常を知らせているのです。歯がしみる=歯の異常を知らせる警報ととらえていただきたいです。
 
一番わかりやすいのが、カリエス(虫歯)で歯がしみるケースです。他方、カリエス(虫歯)がなくても歯はしみます。カリエス(虫歯)のないケースで歯がしみるケースを象牙質知覚過敏症といいます。
象牙質過敏は症状名ですので、やはり原因が存在します。例えば、歯の根が露出している、歯頸部(歯冠と歯根の境界部分)にくさび状の欠損がある、歯冠部分にクラック(亀裂)が入っている、こんな場合も歯はしみます。
 
何で上記のようなことが起こるのか?その原因を探っていくと、「力」に突き当たります。態癖としての片側噛み、夜間ブラキシズム(歯ぎしり、食いしばりなど)、過大な咀嚼時咬合力(噛み過ぎ)、ブラッシング時の過大歯ブラシ圧、そしてかみ合わせの不具合。これらがあるとある特定の歯に歯が耐えうる以上の力が入ります。歯が発している“悲鳴”と象牙質知覚をとらえてほしいです。
 
象牙質知覚過敏に対する一時的な治療は、象牙質知覚過敏を鈍麻にする薬剤などの患部への塗布です。ただあくまで対症療法です。やはり根本的治療では「力」を考慮した治療が必要になります。象牙質知覚過敏やかみ合わせでお困りの方、是非番町歯科クリニックにお越しください。

番町歯科クリニック
〒760-0017
香川県高松市番町4丁目11番3号
お問合せTel 087-861-0008

許可なく複製を禁じます